2015年5月12日放送

交通安全運動 地域安全運動 出発式

「春の全国交通安全運動」と「春の地域安全運動」の出発式が、運動初日のきのう(11日・月曜日)、あえりあ遠野で行われました。5月20日(水曜日)は交通事故死ゼロを目指す日です。これに合わせて、きのうから20日までの期間、「春の全国交通安全運動」と「春の地域安全運動」が実施されます。春の交通安全運動は、「子どもと高齢者の交通事故防止」「飲酒運転の根絶」などの4つを重点項目に掲げ、また、春の地域安全運動は、「特殊詐欺の被害防止」などの3つを重点項目として掲げています。きのうの出発式には、交通安全協会や交通安全母の会連合会などおよそ130人が出席しました。式では、本田市長や佐藤義信遠野警察署長からあいさつがあったあと、新入学生への物品贈呈が行われ、遠野北小学校1年の高橋俊平君と田代明香里さんが代表して学童帽子などを受け取りました。そのあと、遠野警察署の橋康浩交通課長と柾本貴コ生活安全課長が講話を行いました。遠野警察署によりますと、ことしに入ってからおととい10日現在、岩手県内では24人が交通事故によって亡くなっているということです。市内では死亡事故は起きていませんが、ケガを伴う人身事故は11件起きているということです。また、市内での特殊詐欺は2件発生しており、子どもに対する声かけ事案も発生しているということです。市内では去年、窃盗などの刑法犯も55件起きていることから、遠野警察署では鍵かけの徹底などを呼びかけていました。式の最後には、遠野市防犯隊長の菊池正司さんが、決意表明をしました。今月20日までの運動期間中、ドライバーに対する注意喚起ののぼりや横断幕を交差点に設置しているほか、街頭指導など、運動を展開していくということです。

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