2015年5月8日放送

釜石・花巻間建設促進期成同盟会総会

東北横断自動車道釜石秋田線の釜石・花巻間建設促進期成同盟会の総会がきのう(7日・木曜日)、遠野市を会場に開かれました。この同盟会は、釜石・花巻間の建設を積極的に促進しようと遠野市や釜石市などで組織されています。きのうの総会では、同盟会の会長を務める釜石市の野田武則市長や副会長を務める本田市長などが出席し、昨年度、26年度の事業報告や今年度、27年度の事業計画などについて協議していずれも原案通り承認されました。釜石・花巻間では、今年度中に遠野・宮守間の開通が予定されている一方で、ラグビーワールドカップ2019の開催地として釜石市が選定されたことに伴い会場までの交通アクセスの向上を図るため、大会開催までに道路整備の完了が関係方面から強く求められています。こうしたことから今年度、同盟会では、集中復興期間後となる28年度以降も道路整備に必要な復興予算を通常の公共事業とは別枠で確保することなど積極的な運動を展開することになります。また、きのうは、釜石・花巻間の早期全線開通のために国などに対し、特段の措置を講じるよう強く要望することを決議し、閉会しました。

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