2015年5月7日放送

第2回遠野市総合計画審議会

今年度2回目となる遠野市総合計画審議会がきょう(7日・木曜日)、とぴあ庁舎で開かれ、来年度から始まる新たな遠野市総合計画の基本構想について協議しました。総合計画審議会は、市の総合的な計画の推進に関する必要な事項を調査・審議・評価するために設置された市長の諮問機関です。今年度2回目となるきょうの審議会には、市民や関係機関団体などからなる委員25人のうち17人と、本田市長や市の職員などが出席しました。審議会では、市の担当者が、来年度から始まる新たな遠野市総合計画の10年間のまちづくりの指標となる「基本構想」の素案について報告しました。基本構想では、基本理念を「遠野スタイルの創造」「遠野スタイルの進化」「遠野スタイルの発展」の3つを提案し将来像を「永遠の日本のふるさと遠野」と発表しました。なお基本理念は、今後審議会で諮られ、1本化される予定です。また、将来像の実現のために自然を愛し共生するまちづくり、健やかに人が輝くまちづくり、活力を創意で築くまちづくり、ふるさとの文化を育むまちづくり、みんなで考え支えあうまちづくりの5つの大綱を示しました。続いて審議が行われ、委員からは「市民がわかりやすい言葉や表記で素案を作成し市の取り組みを示してほしい」という意見が出されました。これについて市側は「市民のみなさんに理解し関心をもってもらえる丁寧な表記や文字で再度構築したい」と述べました。3回目の審議会は、来週13日・水曜日を予定していて、2つのグループに分かれて意見を出し合うということです。そして4回目の審議会終了後市長に答申書を提出する予定ということです。

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