2015年4月30日放送

春の恵み!白樺樹液を味わおう!

今年度1回目の郷土理解講座「春の恵み!白樺樹液を味わおう!」の様子が届きましたのでお伝えします。この講座は、遠野の文化や歴史などについて理解を深めることを目的に遠野市教育文化振興財団が開きました。今年度1回目となった今月17日(金曜日)の講座には、市民およそ30人が集まりました。この日の講座は、上郷の佐比内牧野農業協同組合の協力のもと上郷町の大峰鉱山跡とその周辺で開かれました。坑道の入り口の見学では、中までのぞくと奥までトロッコの線路が続いているのが見られ、また、ひんやりと涼しい空気とともに当時の活気が感じられます。参加者たちは、普段立ち寄ることができない場所だけに興味深そうに見入っていました。参加者からは「遠野に20年近く住んでいるが初めて大峰鉱山に来た」「遠野にこのような場所があるとは知らなかった」「上郷の良さを再発見することができた」などと感想が出て、自分たちが住む遠野についての理解を深めていたということです。またこの日は、白樺樹液の採取と試飲も行われ、参加者たちは、さらさらとした中にほのかな甘みがある白樺樹液の味を堪能していたということです。なお、次回の講座は、来月15日(金曜日)、早池峰山の北側にある北上高地の数少ない湿原地の中で最も美しい場所と言われている「ひっとり湿原」に自生する植物観察が予定されています。問い合わせは、教育文化振興財団電話62-6191までお願いします。

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