2015年4月29日放送

で・くらす遠野サポート市民会議総会

全国の人に遠野を身近に感じてもらい、また、移住を応援する「で・くらす遠野」サポート市民会議の総会が、28日、綾織町の結和で開かれ、今年度の事業計画などが承認されました。総会には、新田勝見会長など、16人が出席しました。そして、昨年度の事業報告と今年度の事業計画の、合わせて2つの議案について審議されました。報告によりますと、年会費を支払い入会する遠野のファンクラブ「で・くらす遠野市民制度」への昨年度の入会者数は新規・継続合わせて308人で、制度開始からの延べ人数は、2136人になりました。また、遠野に移住したのは、昨年度は8世帯16人で、立ち上げからの累計は61世帯121人となっています。今年度の事業計画では、ことし3月下旬から総務省が開設した全国自治体の居住や生活支援などの情報を得ることができる「全国移住ナビ」で多くの物件を発信できるよう、今後市内の不動産業者と連携した物件確保などに努めていくことにしています。このほか、「で・くらす遠野市民会員」については、発足から10周年を迎える来年度に向けて2500人の大台を目指しながら、友好都市などとの交流事業などで会員の拡大を進めていくことにしています。出席者からは、「総会の委員に移住してきた人を加え、生の声を聞くことで、移住したあとのバックアップにも繋がるのではないか」といった意見が出されていました。これに対して事務局は貴重な意見として今後検討していきたいと答えました。審議の結果、この日出された事業報告と事業計画案はすべて承認されました。

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