2015年4月27日放送

SL銀河運行始まる

SL銀河が先週土曜日(25日)から2年目の運行開始となりました。待ちに待ったSL銀河の運行開始とあって、先週土曜日(25日)は、市内外からたくさんの人たちが遠野を訪れました。SL銀河は、震災からの復興や地域の活性化などを目的に、釜石線で運行されていて、ことしで2年目となります。遠野駅前広場では、SL銀河をお出迎えしようと集まった人たちに歓迎する旗が配られました。この日は、本田市長が一日駅長を務めることになり、遠野駅の川口駅長から辞令書が手渡されました。ホームには、座敷わらし隊やカリンちゃん、美女旅いわてのメンバーも揃い、お出迎えの準備が万端の中、午後0時13分、待ちに待ったSL銀河が遠野駅に到着しました。SL銀河は、遠野駅でおよそ1時間停車します。その時間でSL銀河の乗客や観光客をお出迎えしようと、さまざまなイベントが行われました。駅前広場では、郷土芸能・早池峰しし踊りが披露されました。馬産地遠野ならではのおもてなしとして、ふるさと村の白雪号もお出迎えをしました。また、餅まきも行われ、にぎわいを見せていました。観光協会前では、ひっつみが振る舞われ、観光客は、温かな郷土料理に舌鼓を打っていました。また、この日から、スマートフォンを利用した自動音声観光ガイドサービスの「とおの聴き旅」も利用開始となり、市街地では、観光客がスマートフォンを片手に街中の散策を楽しむ姿が見られました。遠野市によりますと、この日、SL銀河が停車した宮守駅や通過しためがね橋にはおよそ520人、遠野駅にはSL銀河の乗降客を含め、およそ800人が集まったということです。2年目のSL銀河は、ことしも土・日・祝日を中心に、およそ80日の運行が予定されているということです。

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