2015年4月22日放送

遠野市総合計画審議会 子育て環境のあり方について答申

遠野市の子育て環境のあり方について審議していた遠野市総合計画審議会が審議を終え、きのう(21日・火曜日)本田市長に答申しました。遠野市総合計画審議会が審議していた子育て環境のあり方は、▲「公立保育所・幼稚園の運営一元化について」と▲「県立高校のあり方について」、市としての方針を見出そうと本田市長が諮問していたものです。審議会では、ことし1月に諮問を受けてから専門部会を設置し、まちづくりの総合的な視点から議論を交わしてきました。きのうは、答申を前に内容を最終的に確認し、審議会を代表して臼井悦男委員長が本田市長に答申書を手渡しました。答申書では、市営保育所・幼稚園について、遠野市保育協会に移行する方向で「早期に運営の一元化を図られたい」としており、市民の理解を得ることと保育協会の意思の尊重、そして、連携を求めています。また、県立高校のあり方については、市内にある2校の存続に向けて特色ある学校運営を目指すよう県教育委員会に働きかけるとともに市としての対策などを提案することを求めています。受け取った本田市長は「答申をしっかりと受け止め着実に実行する方向で体制を整え、新しい総合計画や総合戦略に位置づけたい」とあいさつしました。市では、答申の内容を踏まえ今後、市としての方針を示すことにしています。なお、次の総合計画審議会は、来月7日に開かれ次期総合計画の基本構想について審議される予定です。

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