2015年4月20日放送

地域おこし協力隊 本格始動

今月1日に着任した地域おこし協力隊の隊員が本格的に始動しました。遠野では初めてとなる地域おこし協力隊員として活動するのは、奈良県出身の藪内慎也さんです。地域おこし協力隊は、総務省が進めているプロジェクトで、意欲のある人が、人口減少や高齢化などが進んでいる地域に移住し、地域力の維持・強化に努めるというものです。藪内さんはこれまで、青年海外協力隊員としてジャマイカで木工の職業訓練に携わり、震災後は釜石などで復興支援活動を行っていました。今回は、主に農業活性化に関する業務を担う地域おこし隊員として赴任しました。きょうは、青笹町の朝日農園で、農園を管理する吉田敦史さんからこれからの作業について説明を受けました。農業は初めてという藪内さんは、このあとハウスに移動し、遠野の特産として生産に力を入れるパドロンの苗に虫がついていないかなどのチェックをしました。藪内さんは今後、パドロンやホップの生産を学びながら、将来、遠野での就農を目指すということです。

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