2015年4月13日放送

緑のふるさと協力隊着任

今年度の緑のふるさと協力隊が着任し、きょう(13日・月曜日)、本田市長にあいさつをしました。緑のふるさと協力隊は、自分の将来への可能性を見つけようとする若者たちが農山村を舞台に1年間、地域に密着したさまざまな活動を行います。今年度、遠野で緑のふるさと協力隊として活動するのは、東京都出身の秋山菜保子さんです。現在、大学院2年生の秋山さんは、東京生まれの東京育ちで、近い親戚も東京に住んでいるため農山村での暮らしを身近に感じることが無かったと言います。そうしたこともあり、自然に囲まれた暮らしに憧れを抱いているということで、実際に経験することで、その良さも厳しさも全部感じてみたいと1年間、学校を休学し、緑のふるさと協力隊として活動することになりました。大学では建築学を、そして、昨年度大学院では空き家の活用について研究していたという秋山さんは、伝統文化の根深い遠野に魅力を感じ、派遣先を遠野に希望したということです。「よく来てくれました」と秋山さんを歓迎した本田市長は、一年間の遠野での活動と活躍に期待していました。今後、秋山さんは農作業や郷土芸能への参加などさまざまな活動を行う予定で、今夜は早速ラッパ隊の練習を見学するということです。なお、遠野市が受け入れた緑のふるさと協力隊は、旧宮守村時代を含めて秋山さんで13人目ということです。

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