2015年4月8日放送

土淵町で防火夜回り出発式

土淵町で地域の人たちに防火を呼び掛ける夜回りの活動が今年度も始まり、今週日曜日(5日)、出発式が行われました。この夜回りは、かつて土淵町第2区で火災が多く発生したことを受け、地域の人たちに火の取り扱いに気をつけてもらおうと、昭和56年に土淵町第2区の自治会が始めました。その後、平成2年からは1区と3区が夜回りに加わり、今では3つの区が合同で実施しています。出発式には、遠野市消防団第六分団本部や遠野市婦人消防協力隊第六分隊などからおよそ40人が出席しました。式では土淵町第2区の一ノ渡壽男区長が「空気が乾燥すると火災が起こる可能性が高まるので地域のみなさんへの注意喚起をお願いします」とあいさつしました。このあと消防車がコミュニティセンターを出発し、地域の人たちに防火を呼び掛けました。今年度は、今月から11月まで、月に2回、夜回りの活動を行う予定ということです。なお、遠野消防署によりますと、去年1年間、市内で起きた火災は12件で、このうち7件が建物火災だったということです。また、ことしに入ってからきのう、7日(火曜日)現在、すでに6件の建物火災が発生していることから消防では火の取り扱いには十分気をつけるよう注意を呼び掛けています。

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