2015年4月6日放送

震災逃れた絵画を展示 石丸親子絵画展

遠野風の丘の市民ギャラリーでは現在、石丸親子絵画展と題して東日本大震災後に奇跡的に発見され修復された絵画などが展示されています。この絵画展には、東日本大震災当時、大船渡市三陸町で被災し現在、上郷町に住んでいる石丸恭子さんと石丸昌宏さん親子が描いた思い出の風景などの油彩画とアクリル画の作品50点ほどが展示されています。絵画展は、去年10月に岩手銀行遠野支店で開かれていますが、遠野風の丘では初めての開催となります。市民ギャラリーには、震災前に大船渡市三陸町のまち並みを描いた作品や山から木出し作業をしていた馬の馬小屋を描いた作品。また、釜石市や陸前高田市の季節を追った風景画なども展示されています。遠野で2回目となる今回の絵画展では、遠野市内の風景画が初めて展示され、中でも、宮守町柏木平レイクリゾートの四季を定点で描いた作品も展示されています。他にも、訪れた人たちにアクリル画が完成するまでの流れが一目で分かるコーナーも設けられ、興味をもってもらおうという工夫がされています。石丸親子絵画展は、来週15日・水曜日まで遠野風の丘市民ギャラリーで開かれています。

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