2015年3月31日放送

市職員退職者など辞令交付式

長年に渡って市の業務にあたってきた退職者に対する辞令交付式が、年度末であるきょう(31日・火曜日)とぴあ庁舎で行われました。きょうで退職する職員は、環境整備部長や消防本部消防長など13人です。この中で、子育て総合支援センターと総合食育センターの所長を務めた菊池幸市さんは、今回の退職者の中で最も長い42年間、市職員として業務にあたってきました。退職者一人一人に辞令書を手渡した後、本田市長は「合併後、この10年の歩みの中で、新たな歴史を確実に刻んでいただいた。激動の時代を市民のために大変な活躍をされてきた。心から感謝申し上げる」と退職者をねぎらいました。辞令交付式のあと、退職者を送る会が開かれました。多くの職員が盛大な拍手で退職者たちを温かく迎え入れました。そして本田市長から「お疲れ様でした」と、一人一人に感謝状が贈られました。そのあと、退職者たちはこれまでの業務を振り返りました。退職者たちは、集まった大勢の職員たちに拍手で見送られながら、被災地の復興支援や介護に向き合うなど、それぞれの新たな道に向けて歩みだしました。また、きょう(31日・火曜日)は、新年度、市から派遣される職員に対しての辞令交付も行われました。新年度は、富士ゼロックスや遠野市教育文化振興財団、大槌町、釜石市などに新規と継続あわせて10人の職員が派遣されます。一人一人に辞令が交付されたあと、本田市長は「職場の輪・生活のリズムを失うことなく、健康に十分留意して、遠野市職員としての役割を果たせるよう期待している」と激励しました。派遣される職員たちは、あすから来年の3月31日までの任期で、それぞれの職場で業務にあたることとなります。

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