2015年3月27日放送

ホップ和紙作り体験会

高校生が研究開発したホップのつるを使った和紙の商品化を目指そうというグループが、きのう(26日・木曜日)、ホップ和紙づくり体験会を上郷町で開きました。体験会を開いたのは、市内の女性を中心にことし2月に設立されたホップ和紙を育てる会です。育てる会では、緑峰高校の生徒が行ったホップ和紙の研究開発に共感し、高校生の活動を後押しするとともに地域活性化にもつなげようと、ホップ和紙の製品化をめざした活動を始めました。きのうの体験会には、ホップの生産者や地域の人など18人が参加し、和紙作りの最初の工程となるホップのつるの皮をはぐ作業を行いました。皮をはぐのは手間と時間のかかる作業ですが、集まった人たちは、会話を楽しみながら手を動かしていました。次の体験会は、来月(4月)下旬に開催し、漂白などの作業をするということです。そして、ホップ和紙を育てる会では、今後、ホップ和紙製品の開発、そして販売を行い、ホップ生産者や地域の力になれればと意気込んでいます。

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