2015年3月25日放送

消防救急デジタル無線開局式

消防救急デジタル無線と移動系デジタル防災行政無線の整備事業が完了し、きのう(24日・火曜日)総合防災センターで開局式が行われました。消防救急・防災のデジタル無線システム整備事業は、平成25年度に新設された総務省周波数有効利用促進事業の全国第1号に採択され、総事業費およそ9億600万円をかけ進められてきました。今回の整備は、消防救急無線システムおよび設備の老朽化と、10年前の合併時から電波の未統合が課題であった移動系防災行政無線システムを一体的に最新のデジタル方式に移行する事業として行われました。アナログからデジタル方式に移行したことで、従来の音声通話だけでなくデータ通信が可能となり、防災活動や救急、救命活動の高度化が図られます。きのうの開局式では、土地提供者や施工業者などの団体に対し、市から感謝状が贈られました。そして、本田市長から遠野市消防団に、通信機器が交付されました。開局式のあと、消防指令センターに場所を移し、テープカットが行われ、整備事業の完了を祝いました。次に本田市長が、デジタル無線開局宣言を行いました。そのあとシステム説明とデモンストレーションが行われました。市ではデジタル無線システムにより、今後一層、地域防災力の強化に努めていきたいとしています。

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