2015年3月24日放送

遠野地域水稲生産部会通常総会

平成26年度JAいわて花巻の遠野地域水稲生産部会通常総会がきのう(23日・月曜日)開かれました。この通常総会は、今年度の事業報告をし、新年度の事業計画を決定するために、毎年この時期に開催されています。平成26年度米は、かつてない水準まで米価が下落し、県下全域に葉いもち病などが例年以上に発生するなど、水田管理の大切さを痛感した年になったということです。農協では、2012年から生産者と農協が一体となり米200万袋集荷運動に取り組み、遠野地域では、集荷量が計画していたおよそ16万袋に対し、17万袋を超す実績となりました。計画以上となったのは、今年度が初めてで、また、JAいわて花巻管内で計画していた数を実行できたのは、遠野地域のみということです。また、大阪パルコープと提携して販売している「いわてっこ」の販売促進にも力をいれ、去年秋には稲刈り体験を実施し、米生産者と消費者との交流を深め、より「いわてっこ」を身近に感じる取組みになったということです。またきのうは、農協が行っている200万袋集荷運動に大きく貢献し、模範となった生産者に対しての表彰が行われました。総出荷量の多かった生産集団と個人、また、「いわてっこ」の農協出荷数量の多かった生産集団と個人のあわせて13人が表彰されました。農協では、来年度も「売れる米つくり」「安全・安心」「良品質・良食味」の米の生産に、生産者と農協が一体となって取組んでいくということです。

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