2015年3月23日放送

遠野児童館落成式

老朽化に伴い改築工事が進められていた遠野児童館がこのほど完成し、先週21日(土曜日)、落成式が行われました。この日は、落成式の前に児童館入り口でテープカットを行い、児童館の完成を祝いました。落成式で菊池孝二副市長が「小学校敷地内に児童館が整備されたことにより、小学校の学校教育と児童館が持つ健全育成の2つの要素が同時に働き一層の相乗効果が期待されます」と式辞を述べました。このほど完成した遠野児童館は、木造平屋建で、延べ床面積は、およそ286平方メートル。総事業費は、国と県の補助を受けて遠野市がおよそ8370万円かけて整備しました。以前の建物よりも50平方メートルほど広くなったほか遠野小学校の敷地内に整備して子どもたちの安全を確保しています。この日は、来賓をはじめ、関係者も出席して完成を祝い、児童館を利用する児童を代表して松田七海さんと金濱瑠香さんが新しい児童館での楽しみを発表しました。式の終わりには、工事を手がけた松田建設とカクタ設計から時計が贈られたほか遠野児童館の一輪車クラブが一輪車の演技を披露し楽しみにしていた児童館の完成を祝いました。このあと、落成祝賀会とあわせて遠野児童館開館40周年の祝賀会があえりあ遠野で開かれました。遠野児童館は、昭和48年4月に開館してから40年が経過し、これまでに利用登録した児童の数は、延べ6700人を超え、現在160人の児童が利用しています。祝賀会では、功労者表彰が行われ、大日老人クラブと武田敦子さんに感謝状が贈られました。大日老人クラブは、遠野児童館が開館してからずっと子どもたちとの交流を続けています。そして、武田さんは遠野に移り住んだのをきっかけに週に2回ほどボランティアとして児童館に通い子どもたちの成長を見守り続けてきました。この日は、遠野児童館の歴代館長や職員も参加し児童館の完成と40年の節目を祝い放課後児童の健全育成を改めて誓い合っていました。なお、完成した遠野児童館の利用開始は、4月1日からで今週28日・土曜日には引っ越しと内覧会が予定されているということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.