2015年3月18日放送

職業訓練生 学んできた技術でボランティア

遠野高等職業訓練校の訓練生は、修了式の前にこれまで学んできた技術を活かし、ボランティア活動などを行いました。その様子が届きましたのでお伝えします。職業訓練校では毎年、修了式の前に学んできた技術を活かしてお世話になった人たちの役に立つことをしようとボランティアを行っています。おととい(16日・月曜日)、木造建築科の2年生と1年生が市民センターの調理室にある包丁研ぎを行いました。木造建築科は、大工道具の使用のための基本となる刃物とぎの技術を学びますおよそ13本をきれいに研ぎ、市民センターの職員から喜ばれていたということです。また、おとといは、塑性加工科の2年生と木造建築科の3年生が大槌町の就労助け合いセンターを訪れ、訓練の中で自分たちで作った銅板折り鶴など贈りました。受け取った担当者からは、訓練生の気持ちのこもった贈り物に、大切に使わせてもらいたいと喜ばれていたということです。職業訓練校では、訓練で得た技術を人の役に立つ活動にも結びつけていきたいとしています。

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