2015年3月16日放送

SMCと遠野市工場立地協定調印式

新たな雇用創出の場として期待されます。先週13日(金曜日)のとおのタイムで速報としてお伝えした東京の空気圧制御機器などの製造販売会社と遠野市の工場立地協定調印式についてお伝えします。市と工場の立地に関する協定を結んだのは、東京都千代田区に本社があるSMCです。この日の調印式には、SMCの佐竹正彦専務取締役と本田市長が出席し調印を交わしました。1959年創業のSMCは、空気圧制御機器製品の製造加工や販売などを行っています。SMCは、国内5地区、海外28カ国に工場を持ち、そのうち遠野では、青笹町にも工場がありますが、工場の増設に伴い、現在の工場に隣接し市が所有する遠野東工業団地のおよそ8万9000uを購入する予定です。また、SMCは、釜石市とも工場の増設に関する用地取得の調印を行っています。佐竹専務は「遠野で増設できることはうれしい。これからも今までの実績を踏まえて増産に励んでいきたい」と抱負を語りました。これに対し本田市長は「被災地・釜石はもちろん、遠野にとっても希望と勇気を与えてくれるプロジェクトです。ありがとうございました」と感謝を述べました。なお市によりますと、設計と土地の造成にかかる事業費は、およそ4億3000万円で、来年6月に引き渡しを行うということです。

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