2015年3月16日放送

3.11東日本大震災後方支援資料館開所

青笹町の総合防災センターに「3・11東日本大震災遠野市後方支援資料館」が整備され、先週14日(土曜日)に開所式が行われました。「3・11東日本大震災遠野市後方支援資料館」は、震災発生直後から遠野市が行った支援活動に関する記録などを展示し、近隣の自治体が被災地を支える「後方支援」について市内外の人に理解を深めてもらおうと整備されました。開所式には、本田市長や遠野市消防団の団員などが出席しました。そして、本田市長が「震災を忘れてはいけない、忘れさせてはいけない。資料館をいかしながら遠野市の役割を果たしていきたい」とあいさつしました。また式では、震災直後に遠野を拠点に被災地への継続的なボランティア派遣を行った団体など5つの団体に本田市長から感謝状が贈られました。資料館は、およそ148平方メートルの平屋建てのプレハブ造りで、総合防災センターと一緒に見学できるよう、総合防災センターの駐車場に設置されました。館内には、震災発生当時、市の職員が手書きした活動記録や、炊き出しをする様子の写真パネルなど300点が展示されています。市によりますと、震災発生時からの資料は2万点以上あり、資料館では、それらを随時入れ替えながら展示することにしているということです。「3・11東日本大震災遠野市後方支援資料館」は、休館日はなく、午前9時から午後5時まで公開しているということです。

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