2015年3月4日放送

ぱすぽる市民講座

松崎町にある遠野市総合食育センター・ぱすぽるで生活習慣病の予防に役立ててもらおうと市民講座が開かれました。その様子が届きましたのでお伝えします。この講座は、要介護の主な原因となっている脳卒中など生活習慣病の予防に役立ててもらおうと遠野市が開きました。初めに、国立循環器病研究センターの高田彰医学博士による健康講演会が開かれました。岩手県は、脳卒中による死亡が男女ともに全国ワースト1となっています。そうしたことを踏まえ高田さんは、野菜・果物に含まれるカリウムが塩分の体外排出を促すことや、だしを上手に使って塩を軽く使いうまみを引き出すことなど脳卒中予防のための減塩効果について集まった市民にアドバイスしていました。この後、少ない塩分でもおいしく食べられる「かるしお」調理実習が行われました。参加者は、素材のうまみの引き出し方によって塩分が少ない方がおいしく食べられることを実感した様子でした。総合食育センター・ぱすぽるでは、学校給食や福祉用のお弁当が作られていますが、こうした市民向けの健康に関する勉強会も継続して企画していきたいとしています。

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