2015年3月2日放送

市議会一般質問始まる

遠野市議会定例会の一般質問が始まり、予定している10人のうち、きょう(2日・月曜日)は、5人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、菊池充議員、小松大成議員、佐々木大三郎議員、小林立栄議員、細川幸男議員の5人が登壇し、福祉政策や教育政策などについて市の考えをただしました。このうち、来年度からスタート予定の「遠野ハートフルプラン2015」の推進について、本田市長は、利用者が安心して介護を受けられるよう介護する側の若手育成や働く環境づくりを進めていきたいと答弁しました。また、子どもの医療費無料化に関して、本田市長は、乳幼児から中学生まで無料化にすると給付費がおよそ1800万円増えることから、限られた財源の中で子育て支援施策を充実させるか総合的な観点から判断していきたいと述べました。さらに、六次産業推進本部の活動について本田市長は、遠野ふるさと公社が地元の米から作って売り出したどぶろく飴の開発・販売や、緑峰高校の生徒が提案したホップ和紙の商品化などを挙げ、今後も地域経済活性化につながる取り組みの推進体制を構築していきたいと答弁しました。このほか、持続可能な地域づくりについては、人口減少に歯止めをかけるため、遠野テレビのネットワークと新たな情報通信技術を活用し、産業・保健・福祉・防災など地域活性化につながる環境の整備を進めたいと述べました。市議会定例会は、あすも一般質問が行われ、5人が質問する予定になっています。

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