2015年3月2日放送

遠野・緑峰高校 卒業式

卒業シーズン到来です。遠野高校では、きのう(1日・日曜日)、卒業式が行われ、卒業生が新たな進路へ向け学び舎を巣立ちました。式では初めに、来賓や保護者、在校生に迎えられて卒業生が入場しました。そして、卒業生137人に、桐田千秋校長から卒業証書が授与されました。卒業生のなかには、全国大会に出場したサッカー部の選手の姿も見られ、堂々と卒業証書を受け取っていました。また、小学生から高校まで12年間、無遅刻、無欠席を達成した生徒も緊張した面持ちで卒業証書を受け取っていました。続いて、桐田校長が、「いつまでも学び続ける人となり己の道を切り開き卒業生の中から震災復興の一翼を担う人材が生まれることを期待します」と激励の言葉を贈りました。これに対し、卒業生を代表して浅沼哲平君が、感謝と決意の言葉を述べました。ことしの卒業生の進路は、8割が大学や専門学校への進学、2割が企業などへの就職となっているということです。卒業生たちは、次のステージへ向けて期待と決意を抱きながら、学び舎を巣立っていきました。緑峰高校は、きょう(2日・月曜日)、卒業式が行われました。卒業式は、卒業生たちが栽培した花が飾られる中行われました。きょう、卒業したのは、生産技術科40人、情報処理科25人の合わせて65人です。後輩や親などが見守る中、卒業証書授与が行われ、一人ずつ受け取りました。卒業証書を手渡した佐々木重喜校長は「洋々たる前途が健やかで幸多いことを心より念願します」と式辞を述べました。この後、来賓や在校生からはなむけの言葉が贈られ、卒業生を代表し、生産技術科の高橋直暉さんが答辞を述べました。式が終わると卒業生たちは、自分たちで育てたきれいな花を保護者に贈り、卒業できた報告とこれまでの感謝の気持ちを伝えていました。なお、今年度の卒業生は、大学などへの進学が16人、民間・公務員の就職が49人と昨年度と同様、全員の進路が決まったということです。

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