2015年2月26日放送

遠野のまちづくりを考える市民ワークショップ提言書提出

新たな中心市街地のまちづくりを市民の目線で進めようという「遠野のまちづくりを考える市民ワークショップ」からきのう(25日・水曜日)、本田市長に対し提言書が提出されました。「遠野のまちづくりを考える市民ワークショップ」は、市役所本庁舎の建設を機に、中心市街地活性化に向けた構想を市民目線で検討しようと、去年9月に遠野市が立ち上げました。そして、「望ましい庁舎とは」「まちづくりのために何をすべきか」の2つを大きなテーマとし、ことし1月まで6回にわたりワークショップを開催し、このたび、提言書としてまとめました。きのうは、市民ワークショップの荒田良治座長をはじめ4人のメンバーがとぴあ庁舎を訪れ、本田市長に提言書を提出しました。提言書の主な内容としては「望ましい庁舎」については「地震に強く、遠野の伝統文化を生かしながらもとぴあとの調和、近代的なデザインも考慮したもの」といった外観について10件、「バリアフリーの徹底」や「子育てにやさしい庁舎」など6項目、63件の提言が含めれています。また、「まちづくり」については遠野駅舎やあすもあ遠野、中心市街地活性化策の3項目に77件の提言が寄せられました。提言書を受け取った本田市長は「頂いた提言をもとに一つ一つ丁寧にかたちに出来るよう市として全力投球していきます」と、庁舎建設とまちづくりへの決意を示しました。なお、本庁舎建設については平成27年度と28年度の2年間で工事が進められる予定で、今回の市民からの提言がどのように生かされるか期待されます。

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