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2015年2月24日放送

遠野中学校で人権教室

相手を思いやる心について理解を深める人権教室が、きょう（２４日・火曜日）、遠野中学校で開かれました。今回、人権について学んだのは２年１組の生徒たちです。人権教室は、花巻人権擁護委員協議会遠野連絡会の呼び掛けにより実現したもので、市内の中学校に人権擁護委員が出向き開催するのは今回が初めてです。きょうは初めに担任の先生の授業が行われ、その後、人権擁護委員が人権とは何か説明しました。授業の前半では、蒔田晋治さんの『教室はまちがうところだ』という詩（し）を基に間違うことを恐れたりばかにしたりせず、認め合い、手を差しのべる教室や仲間づくりとは何か考えました。授業の後半には、人権擁護委員の中浜清輝さんが人権擁護委員の活動を紹介し、人権は、肌の色や性別、出身地・家柄などの理由で自分の考え方や自由を奪われないもので子どもにも与えられている権利だということを説明していました。花巻人権擁護委員協議会遠野連絡会では、今年度、市内の児童館をまわり人権を考える紙芝居の読み聞かせも取り組んでおり、来年度も継続したいと話していました。

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