2015年2月20日放送

子育て環境のあり方専門部会

子育て環境のあり方について考える遠野市総合計画審議会の専門部会が発足し、初めての会議が、きょう(20日・金曜日)、とぴあ庁舎で開かれました。この会は、先月、市からの諮問を受けて組織され、遠野市社会福祉協議会や遠野市観光協会などの10人の委員で構成されています。きょうの会議では、市内の保育所・幼稚園の運営の一元化や、市内にある県立高校のあり方などについて話し合われました。このなかで、市が運営している宮守町の保育所・幼稚園と、遠野市保育協会が運営している保育所の運営の一元化については「保育士などの職員不足の解消のために、新たな保育士の受け入れ体制の構築が必要ではないか」などの意見が出されました市では、次回の開催までに一元化のための調整をどうしたら良いかなど具体策を提案するということです。また、県教育委員会が検討を再開した県立高校の再編に関しても話し合われました。委員からは「地元の子どもたちが地元で教育を受ける環境を整えておくことが大切」、「進学率を上げるなどの改革や、子どもたちにこの高校に行きたいと思わせる特色ある学校づくりが大切」という意見が出されました。そして、市内にある2校をそれぞれ存続させるべきだと各委員からが出されました。専門部会は、次回3月20日に開催される予定で、そのあと4月に開かれる遠野市総合計画審議会で検討内容を協議し、市に答申する予定です。

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