2015年2月13日放送

遠野中学校食育講座「雛まんじゅうづくり」

地域の食文化を次の世代に継承しようと、きのう(12日・木曜日)遠野中学校で雛まんじゅうづくりが行われました。この雛まんじゅうづくりは、3年生の卒業を前に、地元の郷土食に触れ、そして学ぶことで継承してほしいと、遠野中学校で毎年行われています。10回目となることしは、先週5日(木曜日)から行われ、最終日となったきのうは、遠野中学校3年4組の生徒およそ40人が、雛まつりを前に雛まんじゅうづくりに挑戦しました。遠野地方に伝わる雛まんじゅうは、花や桃などそれぞれの家に伝わる木型でかたどり、食紅などで彩りよい和菓子ですが、最近では和菓子の「ねりきり」のようなものが人気だということです。雛まんじゅうは、弾力のあるやわらかいまんじゅうにするために生地がよく伸びるまでこねることがポイントだということです。生徒たちは、遠野市食生活改善推進員の手ほどきを受けながら、思い思いの花やかっぱの形をした色とりどりの雛まんじゅうを作り、地域の食文化に触れ、楽しんでいる様子でした。

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