2015年2月11日放送

消防訓練研修会

市内の宿泊施設の防火管理者などを対象にした消防訓練研修会が、きのう(10日・火曜日)開かれました。この研修会は、遠野市防火管理者協議会に加盟している市内の宿泊施設の防火管理者などが、消防訓練を研修することで、防火管理体制の強化・充実に努めることなどを目的に、毎年実施しています。きのうの研修会には、遠野市防火管理者協議会に加盟している市内の宿泊施設や保育園などおよそ30施設の代表者が参加しました。初めに、遠野市防火管理者協議会の萩野幸弘会長から「宿泊施設の経営をされている方から、少人数の従業員では消防訓練まで行き届かないのでなんとかならないものかという声をいただいて企画しました。きょうの少人数での消防訓練を参考にして、情報交換も含めながら、各事業所で役立てていってもらえればと思います」とあいさつがありました。次に、宿泊施設の客間から出火した場合を想定し、出火場所の特定から、初期消火および避難誘導までの従業員の動き方について、遠野消防署の職員から説明がありました。そのあと、遠野消防署の職員が、火災発生から通報までの一連の流れを参加者の前で実践しました。研修会に参加した人たちは、消防署の職員の動きを見ながら、防火管理体制にどのように活(い)かしていくか参考にしている様子でした。

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