2015年2月10日放送

遠野駅舎の未来を考える会

老朽化に伴い建て替えの方針が示されている遠野駅舎について市民の意見を聴取しようと遠野駅舎の未来を考える会が、きのう(9日・月曜日)正式に立ち上げとなりました。きのうは「遠野駅舎の未来を考える会」の会長・副会長を互選したほかJR東日本が示した遠野駅舎の建て替え方針について、市民の意見を反映させ、解体の是非も含めてJR東日本盛岡支社に提出する趣意書について協議しようと、開かれました。会議には、遠野市商工会や遠野市観光協会などから市内27団体の代表者など、およそ70人が集まりました。初めに、遠野駅舎の未来を考える会の会長と副会長の互選が行われ、会長には、協同組合遠野商業開発理事長の河野好宣さんが、副会長には、遠野市観光協会会長の荒田良治さんが選ばれました。そのあと、JR東日本盛岡支社に提出する趣意書について、内容の協議が行われました。この中で、遠野駅舎の未来を考える会の委員からは、「釜石線の沿線の乗降客を増やすなど、JRを活用したまちおこしをしていくべき」「市民の意見を広く聞く場としてワークショップを開くなど検討してほしい」といった意見が出されていました。この内容を踏まえ市では、今後の方針を定めていくということです。

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