2015年1月30日放送

緑峰高校校内プロジェクト発表会

緑峰高校の校内プロジェクト発表会が、おととい(28日・水曜日)市民センターで開かれました。この校内プロジェクト発表会は、各班の実績を検討し、問題点について科学的・主体的に解決できる能力を養うことなどを目的に毎年開かれています。発表会には、緑峰高校の全校生徒のほか、保護者や緑峰高校の取り組みに興味を持つという市内の中学生など、およそ220人が集まりました。生徒たちは、食農や文化などの班ごとに、研究を続けてきた内容を発表しました。審査基準は、10分の間に発表区分がテーマに合った内容の構成であるか、発想が独創的で計画が適切に立てられているかなどとなっています。おとといは、生産技術科の2年生が中心となり、早池峰菜の普及を目指した取り組みや、ダイズの新奨励品種である「シュウリュウ」について発表しました。草花研究班は、先輩から受け継いだホップ和紙についての取り組みを発表し、繊維をより絡みやすくさせ、均一な薄い和紙にする糊の木「ノリウツギ」を新たに発見したことなどを紹介しました。審査員からは、発表内容や実績が評価され、最優秀賞を受賞しました。なお、最優秀賞を受賞した草花研究班と、優秀賞を受賞した作物・畜産研究班、野菜・果樹研究は、ことし7月に開かれる県連盟大会に出場する予定となっています。

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