2015年1月29日放送

遠野郷神楽共演会

市内の神楽保存会が一堂に会して演目を披露する遠野郷神楽共演会が今週の日曜日(25日)に、たかむろ水光園で開かれました。この神楽共演会は、市内の神楽保存会が各団体の舞を披露し合うことで、切磋琢磨し、団体の伝承活動をする場として毎年この時期に開かれており、ことしで22回目となりました。会場には、およそ250人が訪れました。初めに、遠野郷神楽保存団体推進協議会の菊池孝二会長が「去年はSLのお出迎えなど、少しでも観光振興に協力できたと思う。ことしも一緒に盛り上げていきたい」とあいさつしました。遠野では、早池峰系・大出早池峰神楽系・遠野山伏系の神楽があり、この日は、市内の13団体が集まりました。このうち、7年ぶりの出演となった上宮守神楽は、華麗な舞を披露しました。共演会に参加した13の神楽団体は、舞台を清める意味で初めに演じる「鳥舞」や無病息災・五穀豊穣を祈念する「祈祷権現舞」などを華麗に披露し、会場からは盛大な拍手が送られていました。

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