2015年1月28日放送

「被災者支援に役立てて」市内の企業がネクタイ贈る

遠野まごころネットの被災者支援の取り組みに生かしてほしいと、きょう(28日・水曜日)、東北電力が社員などから集めたネクタイを届けました。まごごろネットを訪れたのは、東北電力遠野営業所の斎藤良壱所長など4人です。きょうは、斎藤所長からまごころネットの多田一彦理事長にネクタイ360本が手渡されました。まごころネットでは、東日本大震災で被災した釜石市と大槌町の障がいを持つ人たちに、自立を目的としてネクタイの生地を使った「くるみボタンアクセサリー」の製作の仕事をしてもらおうと、ネクタイの寄贈を募っています。これに賛同した東北電力では、去年12月の1ヵ月間に、各支店やグループ企業などに呼びかけネクタイを集めました。贈呈に対して多田理事長は「震災を風化させないという皆さんの思いを届けることができます。」と感謝の言葉を述べました。届けられたネクタイは、釜石市の「まごころ就労支援センター」に届けられ、くるみボタンアクセサリーの制作に役立てられるということです。

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