2015年1月27日放送

遠野市総合計画審議会

遠野市の総合的な計画の策定と推進に関する必要な事項を調査・審議し、今後の方向性を話し合う遠野市総合計画審議会がきのう(26日・月曜日)とぴあ庁舎で開かれました。きのうの総合計画審議会には、審議委員や市の関係者など、およそ50人が出席しました。初めに本田市長から臼井悦男会長に、子育て環境のあり方について、市が運営する幼稚園・保育所と遠野市保育協会が運営する保育所の一元化についてと、県教育委員会が検討を進める県立高校の再編について諮問書が手渡されました。その後審議が行われ、子育て環境のあり方について、「3歳児未満児の入所希望者の増加」「入園希望施設の偏り」「慢性的な職員不足」などの現状の説明が行われました。それらの現状を踏まえ、国の新たな認定こども園の制度を検証しながら、地域のニーズに合わせた方向性を検討し、27年度からスタートする子ども・子育て支援新制度のもとで、公立保育所幼稚園の一元化を進めていくための意見が委員から意見が出されていました。きのうの審議会では、このほか新エネルギービジョンの策定と条例の制定についてや、市役所本庁舎整備事業について報告も行われました。最後に本田市長が、「皆様と一緒にそれぞれの課題に真っ正面から取り組めば、必ずいい知恵と提案が得られ、お互いが幸せとなるプロジェクトに持っていけるのではないか」と総括をしました。きのうの審議会への諮問事項は、2月・3月に専門部会で議論を深め、4月に開かれる次回の審議会でさらに議論される予定となっています。また、市では、平成28年度から始まる市の10カ年総合計画に反映させる予定となっています。

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