2015年1月20日放送

地域で子どもを育てる活動発表会

遠野市教育委員会やPTA連合会などによる「地域で子どもを育てる活動発表会」が、先週17日(土曜日)に開かれました。この発表会は、学校や家庭と連携して地域が取り組んでいる活動の成果を発表し、子どもを育てる活動を充実させようと毎年開かれています。発表会には、教職員や保護者などおよそ200人が集まりました。初めに、開義塾教育相談研究所の藤崎育子さんが「学校や社会の復帰を目指して」と題して講義を行いました。藤崎さんは「子どもを叱るときには長いと効果がないので時間を気にして叱った方がよい」など、訪問相談での実体験を交えながら話し、参加者は、どのように子どもと向き合っていけばいいか考えている様子でした。次に、取組み発表が行われ、遠野少年少女合唱隊が合唱を披露しました。続いて、市内2つの小学校のPTAによる実践発表が行われました。遠野北小学校PTA第4区は「三世代間の交流を深め地域を大切にする心を育てよう」と題して、遠野北小学校6年の菊池香好さんが美化奉仕活動と地域交流について取組みを発表しました。次に、小友小学校PTA会長の松田克也さんが、テレビとゲームの視聴時間削減と「家の仕事」についての取り組みを発表しました。参加した人たちは、それぞれの地域の活動の内容や成果を聞きながら地域でどのように子どもを育てていくか今後の活動について検討している様子でした。

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