2015年1月5日放送

遠野高校サッカー部 初戦敗退

先月から始まった第93回全国高校サッカー選手権大会に出場した遠野高校は、残念ながら初戦敗退でした。遠野高校の初戦の試合会場となる神奈川県の相模原ギオンスタジアムには、遠野高校の生徒のほか首都圏に住む卒業生などたくさんの人が集まりました。2年連続24回目の全国大会となった緑のユニフォーム、遠野高校の相手は、10年ぶりの全国大会となる白のユニフォーム、滋賀県代表の草津東高校です。試合が動いたのは、前半12分でした。草津東高校が先制点をあげます。しかし、前半26分、遠野高校も追い付きます。フォワードの須藤和輝選手が岩渕弘人選手からのパスをうまく合わせ、ヘディングシュートを決めて、同点とします。その後は、両校とも得点ならず、前半は、1対1の同点で終了しました。さて、試合会場には、去年10月に遠野みらい創りカレッジで講演を行ったJリーグの村井満チェアマンも遠野高校の選手たちのプレーを見守っていました。「前半は、ねらい通りに試合を進めることができている」と長谷川仁監督から声を掛けられ後半に臨んだ遠野高校。追加点をあげたいところでしたが、後半9分、遠野高校のゴール前でもつれる中相手に2点目を許してしまいます。14年前の79回大会に出場した時、遠野高校がベスト4をかけて戦った相手が草津東高校でした。その時は、1対2で破れているだけに今回、負けるわけにはいきません。たくさんの声援を受けながらゴールキーパー・菊池至選手が気迫のこもったブロックを見せるなど巻き返しを図ろうとしましたが、後半37分に3点目を決められ、試合の結果は、1対3で初戦敗退となりました。しかし、試合終了後、スタンドから選手たちにねぎらいの拍手が贈られていました。

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