2014年12月25日放送

市長記者懇談会

本田市長は、きょう(25日・木曜日)開かれた記者懇談会で、遠野市後方支援資料館を整備することや市民から応募のあった、ことしの10大ニュースの結果などを発表しました。「3・11東日本大震災遠野市後方支援資料館」は、震災の時に自衛隊や警察、ボランティアなどが遠野を拠点に支援活動を行ったことなどをパネルなどにして展示する施設です。資料館は、およそ148平方メートルの平屋建てプレハブで、青笹町の総合防災センター駐車場に設置する予定です。作業は、年明けから開始し、震災から4年を迎える来年3月11日までに完成することを目指すということです。また、来年3月に仙台市で開催される国連防災会議の際に関係者が遠野を訪れ資料館を視察するということです。また本田市長は、市民から募集したことしの10大ニュースなどについても発表しました。ことしの10大ニュースは、市が市民から募集したもので、599件の応募がありました。この中で、最も多かったのが、SL銀河の運行でした。次に多かったのが、緑峰高校がホップのつるを使って和紙を開発し農業クラブ全国大会で最優秀賞を受賞したこと。3番目に多かったのは、6年ぶりに遠野郷八幡宮と合同開催となった遠野まつりなどとなっています。きょうの記者懇談会ではほかに、遠野市民センターが地域創造大賞を受賞することについての報告もありました。地域創造大賞は、創造的文化的な表現活動のための環境づくりに功績のあった公立文化施設を表彰するもので、一般財団法人地域創造から贈られます。ことしは、全国9施設が受賞の栄誉に輝き、このうち市民センターが「遠野物語ファンタジー」の公演や公設のバレエスタジオなどを運営するなど市民の心豊かな生活に貢献したことが認められました。表彰式は、来年1月16日に東京で行われるということです。また、来年1月に開かれる遠野健康福祉の里20周年感謝祭についても発表がありました。健康福祉の里は、開所してから20周年を迎えたことから来年1月12日の成人の日に「遠野健康福祉の里20周年感謝祭はたちのつどい」が健康福祉の里で行われるということです。感謝祭では、保健・医療・福祉・介護について市民のみなさんと楽しみながら考える内容を企画しているということです。このほか、来年1月の主な行事として、11日に「遠野市消防出初式」、同じく11日に成人式「はたちのつどい」などが予定されています。

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