2014年12月22日放送

ホップ和紙講習

緑峰高校草花研究班が研究してきたホップ和紙を広く市民に広げようと、先週金曜日(19日・金曜日)にホップ和紙講習会が開かれました。このホップ和紙講習会は、農業振興などに取り組む市民講座である「遠野ふるさとあぐりスクール」として遠野市農家支援室・アストが開き、遠野ホップ農協婦人部のメンバーや和紙に興味を持っている市民など16人が参加しました。講師は、緑峰高校草花研究班の村上利行先生と生徒たちが務めました。講習会では、初めに生徒たちがホップ和紙ができるまでの一連の流れを紹介しました。廃棄されるホップのつるからきれいな和紙ができる様子を目の当たりにした参加者たちは、生徒たちの取り組みに改めて感心し、メモをとり質問するなど、積極的に取り組んでいました。生徒たちの説明のあとは、いよいよ和紙作りに挑戦です。今回は、ホップの主蔓の皮むきを1時間行い、何グラムとれたかを計量します。目標は20グラムです。A4サイズの和紙1枚を作るには、40グラムの皮が必要ということですが、40グラムの皮をむくには2時間近くかかるそうです。参加者は、生徒たちと話をしながら和気あいあいと作業を行っていました。次回は、今週26日(金曜日)に紙すきを行うまでを体験するということです。

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