2014年12月19日放送

菊池市・西米良村を訪れて 市民交流団報告会

遠野市と友好都市である熊本県菊池市(きくち し)と宮崎県西米良村(にしめら そん)を訪問し交流事業を行ってきた市民交流団が、きのう(18日・木曜日)本田市長に報告しました。きのう、とぴあ庁舎を訪れたのは、遠野菊池の会や遠野ときめら会など市民交流団のおよそ15人です。遠野市は、人口の2割以上が菊池の姓ということから、平成10年に菊池市と友好都市となりました。また、菊池市と姉妹都市である西米良村とは、平成11年から毎年交流事業が行われています。市民交流団は、先月28日から今月1日まで「菊池一族の歴史について」をテーマとして菊池市と西米良村を訪れ、菊池一族の縁(えん)と歴史について学び、より一層の絆と交流を深めながら歴史認識を高めるなど、交流を行ってきたということです。きのうは、先月29日に菊池市で開催された「菊池一族歴史交流シンポジウム」の様子などについて映像を使っての報告がありました。シンポジウムでは、菊池孝二副市長が遠野市の紹介をし、菊池の会の菊池民彌会長がパネラーとして登壇(とうだん)したパネルディスカッションの様子が紹介されていました。また、先月30日には菊池一族史跡(しせき)巡りが行われ、市民交流団は、菊池の由来となったとされる菊池神社内にある「菊の池」を見学しました。そして今月1日には、西米良村にある菊池記念館を見学した後菊池祭(きくちさい)に参加して、菊池会長が代表して玉串(たまぐし)を捧げました。報告を受けた本田市長は、シンポジウムで全員に配布された菊池一族の手ぬぐいを巻き、「歴史を学び、ルーツを訪ねたことは、大変大きな成果を持ち帰ったと思う」「これをバネに街づくりに活かし、さらなる市町村間の連携と交流を充実したものにしていきたい」と話していました。

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