2014年12月18日放送

技能五輪全国大会壮行会

岩手県代表として技能五輪全国大会に出場する選手への壮行会の話題が遠野職業訓練協会から届きましたのでお伝えします。技能五輪全国大会に岩手を代表して出場となったのは、市内の工務店に勤務する建築大工・日向春樹さんです。日向さんは、ことし2月5日行われた県大会の予選で既定の課題を1ミリの誤差なく正確にきれいに早く仕上げ、高得点を得て全国大会に出場となりました。全国大会を前に先月27日、壮行会が開かれ、遠野職業訓練協会の関係者が日向さんの健闘を祈っていました。先月29日と30日の2日間、愛知県で開催された全国大会は、特定の技能を身につけた満23歳以下の若手技能者が集まる技能レベルの日本一を競うものです。多角形の小屋組みを行う建築大工の種目に出場した日向さんは、11時間以内に作り上げ、日ごろの訓練の成果を出しきったということです。大会を終えて日向さんは「県代表が決まってから、練習を重ねてきましたが、その中で一番いい作品ができました。自分では満足してますが、メダルには届かなかったもののとてもいい経験ができました」と話していたということです。

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