2014年12月18日放送

人脈形成スキルアップセミナー

食産業に携わる支援機関の職員を対象とした「人脈形成スキルアップセミナー」がきのう(17日・水曜日)土淵町のみらい創(づく)りカレッジで開かれました。きのう開かれた「スキルアップセミナー」は、県南広域振興局が、『次世代へつなぐ「食」施策(しさく)を共に考え創(つく)る』と題して開き、県や遠野市の金融機関など食産業に携わる支援機関職員およそ20人が参加しました。人口減少・労働者不足など地域が直面している問題を、食産業の支援機関の職員が地域・組織を越えて一緒に考え、問題解決に向けた手法を相互に学び合えるような職員間のネットワークづくりを目的として、今年度3回に分けて遠野市を会場に開かれる予定です。1回目となったきのうは、南いわて食産業アドバイザーの和智洋さんが「人脈形成&スキルアップが今なぜ必要か?」と題して基調講演(きちょうこうえん)を行いました。その中で、「PDCA(ピーディーシーエー)サイクル」という管理業務を円滑に進めるための手法について取り上げ、人口減少や、労働力不足の中で自分たちの地域の産業をどうしていくべきか、そして新たな次の行動を起こしていかなくてはならないと話していました。続いてグループごとに分かれ、各班でそれぞれの地域が抱えている問題について討議が行われ、その後それぞれの地域の長所・短所などをまとめていました。参加者は、お互いに意見交換を行いながらそれぞれの地域や職場でどう活かしていけるかを考えていました。2回目は来年の1月21日に六日町(むいかまち)の合同庁舎で開かれるということです。

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