2014年12月15日放送

山神祭

市内の林業関係者などが出席して、ことし1年の山の恵みに感謝する山神祭が、先週金曜日(12日)、サンパークやなぎで開かれました。山神祭は、ことし1年の恵みに感謝して今後の作業の安全を祈願する昔からの風習で山の神が山の木を数える日とされている12月12日に毎年行われています。この日は、市内の林業と木材産業の関係者、およそ20人が出席し、全員が祭壇に向かってことし1年の感謝と今後の作業の安全などを祈願しました。出席した本田市長は、「来年も事故なく無事に遠野の林業、木材産業を支えてください」とあいさつし、出席した人たちの労をねぎらいました。遠野農林振興センターによりますと原木は、去年に引き続き復興住宅の建設などで需要が増えているものの作業員の高齢化も進み人手が足りない状態が続いているということです。主催した「森林のくに遠野・協同機構」の立花功理事長は、「新エネルギーとして木質バイオマスの導入も進んでいるので市内の事業所と力を合わせて取り組んでいきたい」と話していました。

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