2014年12月11日放送

押し絵教室

皆さんは、「押し絵」というものをご存知でしょうか?きょう(11日・木曜日)市民センターで押し絵作りの教室が開かれました。参加した人たちの作品は、どのようにできたでしょうか。押し絵とは、型をとった厚紙を綿(わた)と一緒にちりめん布(ぬの)でくるみ、部品を貼り重ねて絵柄を作りあげる手芸で、平安時代から女性の手習いとして広まっていたそうです。きょうは、新町(しんまち)に住む鶴見冨士子さんを講師に迎えて椿(つばき)の花の押し絵を作る教室が初めて開かれ、8人が参加しました。今まで開いたことのない教室を開き、市民に楽しんでもらえるような生涯学習の場を作りたいと教育文化振興財団が企画し、きょうと来週18日の2回に渡って開かれます。きょうは、正月飾りの一つとして使える、初めての人でも作りやすいという椿の花を作ります。では、作り方を簡単にご紹介します。準備するものはご覧のとおりです。まず、厚紙を型どおりに切り取ります。型紙(かたがみ)よりも7ミリほど大きくちりめん布を切ります。薄くした伸ばした綿を型紙に合わせ、型紙からはみ出した綿を、目打ちを使って取り除きます。型紙と綿をちりめん布の上に置き1センチ幅で切り込みを入れた後、ボンドで止めていきます。石州和紙(せきしゅうわし)を5ミリ幅に切り裏に貼っていきます。パーツを形通りに並べていき、ボンドで固定すれば完成です。教育文化振興財団では、さまざまな生涯学習教室を開いています。教室の開催日程などについての問い合わせは、教育文化振興財団までお願いします。

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