2014年12月10日放送

シルバー人材センター門松作り

幸せに新年を迎えられるようにと願いを込めた、シルバー人材センターによる門松作りが始まっています。この門松作りは、シルバー人材センターが平成13年から毎年行っているものです。ことしも10人ほどの会員によって作業が行われていて、L・2L・3Lの3種類の大きさの門松を作っています。そして出来上がった門松は、一般の家庭や企業に販売されています。シルバー人材センターが作る門松の特徴は、来る年が笑いの絶えない明るい年になるように願いを込めて、竹の切り口の部分がニコニコ笑っているように見える「笑い竹」にしているとのことです。のこぎりで切る際に竹の切り口にガムテープを貼ることで、竹のささくれを防いでいるそうです。また、竹を縛る縄は梅の花に見立てた「花結び」となっていて、2L・3Lサイズの縄の巻き数は、縁起良く七回結び、五回結び、そして三回結びの「七・五・三」となっています。一番大きい3Lサイズの門松には、シルバー人材センターの会員が「こもあみ」という方法で編んだ縄が使用されています。シルバー人材センターの会員たちは、今月25日までにおよそ150個の門松を作るということです。

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