2014年12月8日放送

市議会一般質問始まる

12月の遠野市議会定例会は、きょう(8日・月曜日)から一般質問が始まり、4人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、小松大成議員、萩野幸弘議員、細川幸男議員、菊池美也議員の4人が登壇しました。このうち、本庁舎建設の進ちょく状況と、まちづくり対策についての質問に対し、本田市長は、進み具合の状況について来年9月に本庁舎建設工事に着手し、平成29年3月に完成させるスケジュールで進んでいると述べました。また、まちづくりについてことし9月に組織し高校生も参加している市民ワークショップの委員から新庁舎に地元高校の活動を紹介するコーナーを設置するなどおよそ120のアイデアが出ているので今後検討していきたいと話しました。また、市内に居住可能な空き家が増加している現状と対策についてや高齢者の一人暮らし世帯の安心安全な暮らしのためにどのような施策を検討しているかといった質問も出ました。空き家対策について本田市長は、平成25年度に調査した結果、市内の空き家は382件で、このうち住宅として利用できる空き家は317件あると述べ空き家バンクシステムを構築していきたいと話しました。空き家バンクシステムとは、空き家を借りたい人などへ情報を提供するもので空き家状況は「で・くらす遠野」ホームページ上で公開し、全国の移住希望者が検索できるよう今後、対応していくということです。また、高齢者の一人暮らし世帯の施策については、75歳以上のみの高齢者世帯は、すべてを対象に相談員が訪問し、生活課題などについて聞き取りを行っていて今後も多方面から支える地域包括ケアシステムの実現に向けて取り組んでいきたいと述べました。市議会定例会は、あすも一般質問が行われ、4人の議員が質問することになっています。

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