2014年12月5日放送

遠野市郷土芸能共演会

市内の郷土芸能団体が出演する遠野市郷土芸能共演会が先月30日(日曜日)にみやもりホールで開かれました。郷土芸能共演会は、発表の場を増やして郷土芸能の伝承と後継者の育成を目指そうと遠野市郷土芸能協議会が開きました。ことしは5回目の節目を迎え、小友町の氷口地区に伝わる祝い唄、「氷口御祝」で幕が開きました。現在、市内では、64の郷土芸能団体が活動を行っており、遠野市郷土芸能協議会を組織しています。この日は、8団体が出演して演目を披露しました。このうち地域の有志によって復活した中斎百姓踊りは、大正から昭和中頃までの米づくりの作業風景を踊るもので、足を跳ね上げて体を左右に振る踊りが特徴です。演目の終わりにはもちまきのお楽しみもあり、互いに助け合って農作業に励んだ頃の様子を表していました。第5回遠野市郷土芸能共演会の模様は、来年1月3日と4日、ご覧の遠野テレビデジタル11チャンネルで放送する予定となっています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.