2014年12月3日放送

緑峰高校草花研究班 いわてユネスコ科学賞受賞

ホップのつるで和紙を作ることに成功した緑峰高校の草花研究班が、今年度の「いわてユネスコ科学賞」を受賞し、きのう(2日・火曜日)、表彰式が行われました。表彰式は、緑峰高校で行われ、遠野ユネスコ協会の遠山豊会長から緑峰高校草花研究班を代表して新田和也君に賞状が授与されました。いわてユネスコ賞は、岩手県ユネスコ協会連盟が贈っているもので、科学賞や文化賞など5部門あります。このうち科学賞は、科学クラブなどで自然保護など顕著な実績をあげた個人または団体に贈られます。草花研究班は、廃棄されていたホップのつるから繊維を取り出して和紙を作る研究を行い、名刺やしおりなどを作ることに成功しました。そして、ことし10月に日本学校農業クラブ全国大会で最優秀賞の文部科学大臣賞を受賞しました。きのうの表彰式で遠野ユネスコ協会の遠山会長が「ホップのつるから和紙を作るという新しい発見が素晴らしい。今後の活躍を期待します」と生徒たちの功績を称えました。なお、緑峰高校のほか、今年度市内からは達曽部小学校がいわてユネスコ文化賞を受賞し、来週8日(月曜日)に表彰式が行われるということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.