2014年12月1日放送

本田市長などキャトルセンターを視察

子牛や母牛の育成や飼養管理を行う附馬牛町の大野平キャトルセンターと来年度完成予定の石羽根キャトルセンターをきょう(1日・月曜日)、市の庁議メンバーが視察しました。きょうの視察は、稼働率が当初の予定を下回っている市営キャトルセンターの現状を把握し、十分な受け入れ頭数の確保につなげようと行われました。市営キャトルセンターは、牛の繁殖や分娩、育成などを引き受けることにより畜産農家の省力化が図られ、市内では、大野平キャトルセンターがことし7月から受け入れを開始しています。しかし、原発事故の影響から餌となる牧草が十分ではなく稼働率が当初の受け入れ予定頭数の7割を下回っており、牧草の確保と受け入れ頭数増大への対策が急務となっています。きょうの視察では、市畜産振興公社の櫻井専務理事から現状説明が行われたほか、育成、繁殖を行う牛舎や牧場管理機器を見学してまわりました。今年度中には石羽根キャトルセンターも完成予定であることからきょうの視察をふまえ市では来年度からの本格運用に向け、課題解決などに取り組んでいくということです。

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