2014年11月24日放送

遠野みらい創りカレッジ 秋のオープンカレッジ

土淵町の「遠野みらい創りカレッジ」では、先週土曜日(22日・土曜日)に、これまでに取り組んできたことを発表する「秋のオープンカレッジ」が開かれました。ことし4月にオープンした「みらい創りカレッジ」では、民間企業の富士ゼロックスと遠野市が連携して、地域振興や産業の発展と人材育成を目指す取組みが行われています。「秋のオープンカレッジ」は、これまで取り組んできたことを発表し、若い人にものづくりの面白さを知ってもらおうと、体験イベントや発表・展示などに分かれて行われ、家族連れなど、およそ180人が訪れました。体験イベントの一つ「企業塾」は、高校生に企業の仕事を知ってもらいながら、遠野の市民に企業の立場から何を提供し、また何を伝えるべきかを考えてもらおうと開かれました。この企業塾には、富士ゼロックスやNTTドコモなど5つの企業と、遠野高校の1・2年生およそ20人が参加しました。生徒たちは、企業ごとに5つのグループに分かれ、この日だけの経営企画部を立ち上げました。そして、それぞれの企業が具体的に何をする会社で、各企業の立場から市民に何を提供し、それがどんな価値を生み出すのかを話し合い、発表していました。このほか、発表・パネルディスカッションでは、神戸松蔭女子学院大学の学生5人が、遠野と神戸が一緒になり、新しいものを生み出していこうと遠野の食材を使った新しいお土産作りの取り組みを紹介していました。学生たちが考案したお土産は今後商品化し、企業やレストランなどにも広めていくことを目指していくとのことです。なお、次回のオープンカレッジは、来年の2月ごろに予定されているということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.