2014年11月24日放送

馬でSL銀河をお出迎え

午年である平成26年も残すところあと一カ月余りとなりました。そうした中、年末に向けて、馬とSLが一緒に走り、被災地にエールを送るというイベントが、先週の22日(土曜日)に行われました。このイベントは、遠野市の地域資源の1つである馬をSL銀河と並走させ、年末に向けて釜石など被災地の人たちへエールを送ろうと、遠野市乗用馬生産組合や遠野郷馬っこ王国ライディングクラブなどが行いました。この日は、綾織町の岩手二日町駅付近の農道およそ800メートルを、4頭の乗用馬が被災地の「幸せな年越し」を願って、SLと並走し乗客を出迎えました。馬とSLが並走するイベントは、馬産地遠野ならではということもあり、県内外から多くの観客が集まり、その様子をカメラに収めようと入念に準備していました。遠くの方から汽笛が聞こえ、SLの煙が見えると、子どもたちからは歓声があがっていました。色鮮やかな衣装を身にまとった騎手と馬、そして煙を上げて力強く走るSL、迫力あるその様子を大勢の人がカメラに収めるなど楽しんでいました。

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