2014年11月21日放送

震災を逃れた絵画を展示「石丸親子絵画展」

岩手銀行遠野支店では、「石丸親子絵画展」と題し、東日本大震災で被災後奇跡的に発見され、修復された絵画などが展示されています。この絵画展では、大船渡で被災し現在は上郷町に住んでいる、石丸恭子さん・石丸昌宏さん親子が描いた、風景などの絵画23点が展示されています。このうち「孫と散歩」と題した作品は、およそ30年前に石丸恭子さんが岩手芸術祭で奨励賞を受賞した作品で、被災した家から奇跡的に見つかった作品を修復したものです。息子の昌宏さんも趣味で絵を描いており、日頃お世話になっている人に感謝の気持ちをこめて、地元の大船渡や釜石・遠野などの風景を描いて贈るなどしているということです。この絵画展は今回が初めてで、昌宏さんが岩手銀行遠野支店の千葉健司支店長とラグビーを通しての知り合いだったことで実現しました。石丸親子絵画展は、今月28日まで開かれているということです。また、今回展示されている作品を含んだ絵画展が、来年の4月1日から15日まで、風の丘で開かれるということです。

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