2014年11月21日放送

消防機械器具 配置式

消防機械器具の老朽化に伴い今年度、新しく小型動力ポンプ付積載車が配置される3つの地区に対する配置式がきのう(20日)総合防災センターで行われました。きのう(20日)行われた消防機械器具の配置式には遠野市消防団の幹部団員をはじめ小型ポンプ付積載車が更新される附馬牛町花輪地区、綾織町根岸地区、そして上郷町川原地区の消防団員などが出席しました。消防機械器具の配置式では本田市長から遠野市消防団の井手純団長に配置書と車のキーが手渡されました。消防団員を前に挨拶した本田市長は、「地域の皆さんの安心安全を確保するために更新し設置したものであり、大切に活用していただきたい」などと話しました。現在、遠野市消防団には小型動力ポンプ53台と車両68台が設置されていて、老朽化に伴う更新整備を毎年、計画的に行っています。今年度はおよそ1900万円をかけて附馬牛町花輪地区の第4分団第5部に小型動力ポンプ付積載車を1台、また、綾織町の第2分団第1部根岸分所と上郷町の第8分団第3部川原分所に、それぞれ小型動力ポンプ付軽積載車を配置しました。3つの地区に配置された小型ポンプの性能はこれまでの物と比べて圧力と放水量ともに向上しています。さらに軽車両を使った積載車はこれまでの2人乗りから4人乗りになりました。およそ20年ぶりに小型ポンプと車両が更新された3つの地区の消防団員たちは、地域の生命と財産を守るための決意を新たにしていました。

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